折り加工する場合には、具体的なご指示が必要となります。
具体的な折り加工のご指示は、印刷データ内に示すか、別途テキストデータなどでご指示ください。
折り加工のご指示の仕方は下の図をご参照ください。
- 表紙がどの面になるか
- 折る位置(折る位置には折りトンボが必要です)
- 折り方が〈山折〉か〈谷折〉か
- 各面の折り幅(mm表記してください)
他の注意事項
- 片面印刷の場合、印刷面が見えるように加工するのか、印刷面が内側になるように加工するのか
- 変型の折り加工の場合、折る順番が決まっていればご指示をいただく必要があります
- 印刷範囲内(塗り足しを含む)に加工指示が入っていないか
別途テキストデータでご指示いただく場合は、
「PDFの1ページ目の右側が表紙。折り幅は表紙より100mm・100mm・97mmにする」
のように入力していただければ問題ございません。
※弊社にて判断しかねる場合は、ご確認項目の対象となりますのでご注意ください。
※用紙の斤量・サイズによって対応可能な折り加工が異なります。
※斤量135kg以上の紙の場合背割れ*を起こす可能性がございます(追加でスジ入れ加工をおススメいたします)。
*背割れ:紙がある程度厚く、折る位置に色網がある場合に、折り加工をすると、折り目がひび割れて白く見える状態。(スジ入れ加工を追加することにより背割れが軽減されます。)
2つ折(センター折)
お客様からの指示がない場合は、長い辺を半分に、表面が外側、裏面が中側(1ページが外側、2ページが中側)になるように折らせていただきます。
3つ折(Z字型)
折る位置を2ヶ所、長い辺が3等分になるように指定します。
3つ折(巻き3つ折)
折る位置を2ヶ所指定します。中に巻き込まれる面は他の二つの面より小さく作成します。
中に巻き込まれる面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要があります。
A4であれば、297mmを100mm、100mm、97mmに分割が一般的です。
片袖折
折る位置を2ヶ所指定します。
外4つ折
折る位置を3ヶ所、長い辺が4等分になるように指定します。山折りと谷折りを交互(蛇腹)になるように折ります。
巻き4つ折
折る位置を3ヶ所、長い辺が4等分になるように指定します。はじめに長い辺を半分に折り、同じ辺をさらに半分に折ります。
外5つ折
折る位置を4ヶ所、長い辺が5等分になるように指定します。山折りと谷折りを交互(蛇腹)になるように折ります。
開き観音
折る位置を2ヶ所指定します。
両端の面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要がございます。
観音折り
折る位置を3ヶ所指定します。長い辺の両端を折った後に、さらに真中で半分に折ります。
中に巻き込まれる両端の面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要がございます。
DM折り
長い辺を半分に折った後に3つ折り(巻き3つ折)をした折り方です。中に巻き込まれる面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要がございます。
クロス8頁折(十字折り)
折る位置を2ヶ所、直角に交わるように指定します。4分の1になるように折る折り方です。長い辺を半分に折り、折った後に長くなった辺を半分に折ります。
クロス16頁折
クロス8頁折りの長い辺をらさらにもう一度折った折り方となります。
巻々4つ折
折る場所を3ヶ所指定します。中に巻き込まれるごとに小さく作成する必要があります。
中に巻き込まれる面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要があります。
外3つ折クロス2つ折
3つ折(Z字型)の後に、今まで折った方向と垂直方向に半分に折ります。
巻3つ折クロス2つ折
3つ折(巻き3つ折)の後に、今まで折った方向と垂直方向に半分に折ります。
中に巻き込まれる面の幅を他の面より2mm程度小さくする必要があります。
A4であれば、297mmを100mm、100mm、97mmに分割が一般的です。
外6つ折
折る位置を5ヶ所、長い辺が6等分になるように指定します。山折りと谷折りを交互(蛇腹)になるように折ります。
DM折(外三つ折り)
長い辺を半分に折った後に3つ折(Z字型)をした折り方です。