Quark XPress

出力スタイルの設定

QuarkXPressより、弊社推奨の「PDF X-1a」を簡単に作成していただくために、設定ファイル用意しております。
ダウンロードしていただいたデータの中に、「カラーのセットアップ用ファイル」「出力スタイル設定ファイル」の二つが入っています。

Quark XPress 用PDF 設定ファイル

Quark
Download

Pit-in_PDF_Ai_CS_v1.zip


ダウンロードファイル

Zip
Pit-in_PDF_QX_v1.0.zip



ダウンロードしたファイルを解凍

カラーのセットアップ用ファイル
カラーのセットアップ設定ファイル
Pit-in_PDF_color_v1.0.xml

出力スタイル設定ファイル
出力スタイル設定ファイル
Pit-in_PDF_v1.0.xml

「カラーのセットアップ」「出力スタイル設定ファイル」の順で設定する必要があります。

カラーのセットアップ

  1. 「編集」メニューから「カラーのセットアップ」「出力」を選択します。
    カラーのセットアップ
  2. 「取り込み」ボタンをクリックして、ダウンロードした設定ファイルを選択します。
    ※カラーのセットアップ設定ファイルを読み込む場合は、カラーのセットアップ用ファイルをデスクトップに置いておくと、分かりやすいのでオススメです。
    カラー設定の取り込み
  3. 問題なくカラーのセットアップ設定ファイルが読み込まれるとリストに追加されます。
    「保存」ボタンをクリックして、読み込みの作業は終了となります。
    カラー設定

出力スタイル

  1. 「編集」メニューから「出力スタイル」を選択します。
    出力スタイル
  2. 「取り込み」ボタンをクリックして、ダウンロードした設定ファイルを選択します。 ※出力スタイル設定ファイルを読み込む場合は、出力スタイル設定ファイルをデスクトップに置いておくと、分かりやすいのでオススメです。
    出力スタイル設定の取り込み
  3. 問題なく出力スタイル設定ファイルが読み込まれるとリストに追加されます。 「保存」ボタンをクリックして、読み込みの作業は終了となります。
    出力スタイル設定
  • 一度「カラーのセットアップ」「出力スタイル」を設定していただければ、削除しない限りは再設定する必要がありません。
  • ダウンロードした「カラーのセットアップ」「出力スタイル」設定ファイルは、設定後は削除しても構いません。

新規作成の仕方

ここでは、Quark XPress 8の新規ドキュメントの作成の手順を説明します。
Quark XPress 8では、最初に新規ドキュメントの作成の設定に誤りがないように、確認してからデータを作成してください。データを作成してからではサイズなどの修正が大変困難となります。
必ず印刷をご希望するサイズで、データを作成していただくようお願いいたします。

  1. 「ファイル」メニューの「新規」より「プロジェクト」を選択します。
    新規ドキュメント
  2. 〈レイアウトタイプ〉「印刷」を選択します。 チラシなどの単ページ案件は〈見開きページ〉のチェックを外し、冊子などの案件の場合は〈見開きページ〉のチェックを入れます。
    レイアウトタイプ
  3. 〈ページ〉〈サイズ〉でご希望のサイズを選択するか、〈横〉〈縦〉にご希望のサイズを数値で直接入力します。 「OK」を押すと新規プロジェクトが開きます。
    サイズ
  4. フチ無印刷をご希望の場合は仕上がりより、オブジェクトを「3mm」外側へはみ出した状態で作成する必要があります。はみ出す部分が「塗り足し」になります。
    塗り足し

フォントのチェック

ここでは、Quark XPress 8のフォントのチェックの手順を説明します。
フォントが全てアウトライン化されている場合でも、「補助」メニューの「使用状況」「フォント」にて必ず問題がないかチェックしていただくようお願いいたします。

  1. 〈補助〉メニューから「使用状況」を選択します。
    使用状況
  2. 左側のリストより「フォント」をクリックします。
    表示されているフォントの名前のリストの中で、中括弧({ })で囲まれたフォントが、PCにインストールされていないため問題のあるフォントになります。
    フォントのチェック

    修正方法は、「PCにフォントをインストールする」、または「すでにPCにインストールされている他のフォントに置き換える」のどちらかとなります。

「使用状況」「フォント」の表示で問題がない場合でも、PDFに変換する際にエンベッド(埋め込み)が許可されていないフォントもあります。
エンベッド(埋め込み)できないフォントがある場合や、フォント関連の問題のエラーで変換できない場合は、PDF変換する前に文字を全てアウトライン化することでPDFを作成する事が可能となります。

リンクのチェック

ここでは、Quark XPress 8ののチェックの手順を説明します。

  1. 〈補助〉メニューから「使用状況」を選択します。
    使用状況
  2. 配置した画像の状態を〈状況〉で確認します。
    画像の〈状況〉「移動」になっている場合は「リンク」されていない状態です。
    この状態では画像が抜けたり、プレビューの粗い状態で印刷されてしまいます。
    画像の〈状況〉「変更」になっている場合は、画像に変更が加わっていて、配置した時と保存日時が異なる画像が配置されている場合に表示されます。
    この状態では画像が変更前の古い状態のデータで印刷されてしまいます。
    「画像を更新する」または「画像を配置し直す」のどちらかで修正する必要があります。
    画像の〈状況〉「変更」になっている場合のみ、右下の「更新」ボタンで「画像を更新する」事ができます。
    リンクのチェック

PDF X-1a 作成手順

ここでは、Quark XPress 8のPDFの作成の手順を説明します。
PDF X-1a形式は印刷に準拠した形式ですので、印刷に関わる大体のトラブルは解消されます。

PDFを簡単に作成できる設定ファイルを用意しております。
「出力スタイル」を参考にして設定していただければ下記の設定は確認するだけで良くなります。

  1. 「ファイル」メニューの「書き出し」より「PDF」を選択します。
    書き出し
  2. 〈名前〉〈場所〉を指定し、「オプション」を押します。
    オプション
  3. 〈PDFのスタイル〉は、弊社の出力スタイルを設定している場合は「Pit-in_PDF_v1.0」を選択し、そうでない場合は「PDF/X-1a:2001」を選択します。
    〈認証〉「PDF/X-1a:2001」を選択します。
    ページ
  4. 左側のメニューより「圧縮」を選択します。
    〈解像度〉は全て「解像度を保持」を選択します。
    〈カラー画像〉〈圧縮〉〈グレースケール画像〉〈圧縮〉「手動ZIP(8ビット)」を選択します。
    〈白黒画像〉〈圧縮〉「CCITT Group 4」を選択します。
    圧縮
  5. 左側のメニューより「カラー」を選択します。
    〈カラーモードオプション〉〈モード〉「コンポジット」を選択します。
    〈設定〉「Pit-in_PDF_color_v1.0」を選択します。弊社の出力スタイルを設定していない場合は」「コンポジットCMYK」を選択します。
    カラー
  6. 左側のメニューより「フォント」を選択します。
    〈フォントオプション〉「全てをダウンロード」にチェックを入れます。
    フォント
  7. 左側のメニューより「マーク」を選択します。
    〈トンボオプション〉〈モード〉「センター」を選択します。
    〈太さ〉「0.088 mm」のまま変更しません。
    〈長さ〉「12 mm」〈オフセット〉「3 mm」と入力します。
    「ブリードマークを含む」にチェックを入れます。
    マーク
  8. 左側のメニューより「ブリード」を選択します。
    〈ブリードオプション〉〈ブリードの種類〉「均等」を選択し、〈値〉「3 mm」を入力します。〈ブリード限度でクリップ〉は折り加工のトンボなどを作成している場合はチェックを外します。
    ブリード
  9. 左側のメニューより「透明度」を選択します。
    〈QuarkXPressオブジェクト〉「透明度を平滑化」にチェックを入れます。〈ベクトル画像〉「600」〈ブレンド〉〈ドロップシャドウ〉「400」にします。〈回転/傾斜のアップサンプル〉のチェックを外します。
    これまでの設定に問題が無ければ「OK」を押します。 この他の〈メタデータ〉〈ハイパーリンク〉〈レイヤー〉〈OPI〉〈JDF〉のメニューは「PDF/X-1a」では特に設定するところはありません。
    透明度
  10. 2の画面へ戻りますので「保存」を押すとPDFが作成されます。
    保存
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