CMYKの総インキ量が360%以上のカラー成分の場合、インキ量が多すぎるために印刷が不安定となり、印刷物の仕上がりに大きな問題が生じます。
弊社ではCMYKの総インキ量の上限を360%としてカラー成分を設定していただく事を推奨しております。
また、CMYKの総インキ量が400%のカラー成分は「レジストレーション」と呼ばれ、通常はトンボに使用する色の成分となり、修正必須項目の対象となりますのでご注意ください。
- 〈アドバンスト〉メニューの〈印刷工程〉より〈出力プレビュー〉を選択します。
- 〈出力プレビュー〉の下の方に「領域全体をカバー」があります。
- 〈出力プレビュー〉の「領域全体をカバー」にチェックを入れて、「360%」に設定します。
PDF内の濃度が360%以上の部分が「領域全体をカバー」表示色(右図ではグリーン)で表示されます。
※「400%」に設定すると「レジストレーション」部分が表示色で表示されます。
- 具体的なカラー成分を調べたい場合は、カーソルを「領域全体をカバー」表示色で表示されている部分に移動します。
※左の写真では緑色部分が表示色であり、表示色部分の総濃度が360%以上である事を示しています。
- PDFデータでは「レジストレーション」「高濃度」は修PDF作成前の元のアプリケーションでご修正ください。